タロットカードと、わたしたちにより馴染みの深いトランプ。
タロットカードの小アルカナとトランプの共通性は驚くほどです。
例えば絵柄。
タロットの小アルカナには、ワンド、コイン、カップ、ソードの4種類がありますが、
トランプにも、クラブ、ダイヤ、ハート、スペードの4種類の絵柄がありますよね。
しかも数字を示すカードはそれぞれ10枚もっているということも共通性のみいだせる部分。
それに、人物カード。
まず、なじみのあるトランプの人物カードを思い出してください。
キング、クイーン、ジャックの3種類が思い出せましたか?
タロットカードの小アルカナにも同じような人物カードがあるんです!
それはキング、クイーン、ナイト、ページの4種類。
どうして、タロットカードとトランプは、こんなにも似ているのでしょうか。
それはもともとの由来の根っこが同じところにあるから、のようです。
一説には、タロットカードはもともと56枚からなるものだったという説があります。
つまり、小アルカナのみだったということですね。
ジプシーたちの運勢を見るための道具だったタロットカードですが、キリスト教からの禁令により、
じょじょに娯楽用になっていき、そのうち大アルカナ22枚が加わって今のタロットの形になり、
とはいえ占いの道具というよりもどうやらゲームのためのカードとしての側面が強く、
このタロットの原型から、現在のトランプが発生したのではないか、と。
しかし、実は、この説、あんまり信憑性がないそうです。
最近のタロットの研究では、むしろトランプの原型の方が先に存在していて、
それに大アルカナのようなシンボル的な絵札を加えて、ルールを複雑にしたものがタロットで、
つまりはタロットの方が後に生まれた、という説が主流のようですね。
どちらにしろ、タロットとトランプは互いに影響しあって、生み出されたカード。
似ているのも当然と言えます。

